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学びの京都。

いつもの出張とは違い、今回お客様でもある宮崎のお料理屋の女将さんが、京都に連れて行ってほしいとのことで、お客様をお連れする京都となりました。


2泊3日の旅。3件のお料理屋さんを予約入れ、旅館俵屋のお部屋が取れる日で、日程を決めました。


そして、女将の希望は、清水焼と、骨董品が見たい・・・。


それを踏まえてのスケジュール。


若き料理人たちの凄さを感じ、すべてにおいての意識の高さに圧倒され、日本料理ここにあり・・・・、そう感ずる店もありました。


写真お断り。「飯田」


若き料理人、ここは本当に素晴らしかった。修行時代から、せっせと買い集めていた、器を惜しげもなく使う。


ガラスケースしか見たこののない、魯山人の器に、料理をもって出してくれる。何年もかけて、払ったそうだ。



そんな器の数々は、女将か主人自ら洗うそうだ。



もし、他人に任せて割られたら、腹も立つし、弁償もできない・・・。それだったら、器は、自ら洗う。


そうきっぱり言い切った。「自分で割ったら、仕方ないでしょう・・・。」と。



ぼっーとしていたらここが料理屋とはきずかない店。


しかし中に入れば、居心地の良いお店。


「飯田」また伺いたいと思った。


若き侍のようなすがすがしさ。


新しい感動でした。


学びの京都。_f0162932_11503771.jpg

俵屋英語のパンフレットも、美術書のよう・・・。

by koudeikaya | 2012-10-25 11:51

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